2008-01-01から1年間の記事一覧

情報のさばき方(外岡秀俊)

2006年から朝日新聞の編集局長を務める人物の著書。 まだ読書中ですが、参考になる話があったので、メモ。情報分析レポートを出す際には、とりあえず結論を書け、ということ。 後で結果責任を問われないための保身、に走って結論をぼやかすことは、慎重であ…

ビジネス書書評ブログを眺める

どうして、フォトリーディングやビジネス書を多読して書評を書いている人たちは、エネルギッシュで、アッパーな状態なんだろう。 ブログランキングのサイトで、ビジネス書書評の上位者のブログを見て思う。 ちょっと押しつけがましいと感じたのは、今、私の…

時間内に答えを出すこと

今、事業企画書をたてている。 周囲の人はいろんな案を出すけど、私からは出てこない。 異動して3か月、出した案が採用されないのはわかるけど、出てこないのは自分でも嫌になる。 回答のある事案しか取り扱ってこなかったからかもしれない。 技術開発のとき…

情報整理がうまくいく小さな27のヒント(新津隆夫)

東京とミラノを往復するジャーナリストの情報整理術である。 新聞記事のスクラップなどのヒントはざっくりと飛ばそうかと思ったが、使えるヒントもあった。 とりあえずスクラップし、しばらく寝かせてから見直す、というヒント。 あるものに興味がわくと、情…

デスクトップの技術(中野不二男)

この人もビジネスツールにこだわる。 PCは古くてもいいから、台数にこだわる。 メモは、PDAやシステム手帳にこだわる。 メモの仕方にも当然こだわる、ペンにも。 業務が変わって、研究開発から、スタッフ業務になっている今、メモの取り方に多いになやんでい…

知的ストレッチ入門(日垣隆)

黄金の五分間というくだりが、短いが印象に残った。 本を読み終えた後、付箋をはったり、ドッグイヤーをつけた部分を、いっきに読み通すと、その後の知識のなじみ方が違うということだった。 読書感想文を書くのも似たようなこと。 思い出すし、必要に応じて…

ドキュメントハックス 書かない技術(石黒由紀)

3年間の研究開発成果を1つのレポートにまとめる際に、本当に苦労した。 1つのテーマといっても、最初から最後まで関わったのは私のみ。 とはいえ、いろんなプロセスを試行錯誤したから、それぞれしか知らないノウハウもある。 結局、冗長な大作レポートにな…

揺れる物欲、PCを買うにあたって

3年ほど使いっぱなしで、Cドライブを掃除していないPCの動きがあやしくなって久しい。 でも、とうとう、HDD自体がカタカタ鳴り出した リスクヘッジという単語が頭をよぎる 2台目のPCでバックアップを取りたい・・・ 勝間さんも本に書いていた ちょうど読んで…

レバレッジ・リーディング(本田直之)

勝間和代「効率が10倍アップする新・知的生産術」に引用されていた本。 ビジネス書を多読せよ、という内容で、どこかで見たことがある内容ばかりと思ったら、それは勝間氏が忠実にこの本の内容を実践しているからなのだった。 レバレッジ・リーディング作者:…

詳説 鉛フリーはんだ付け技術―創造、開発、量産への原典(

末次憲一郎)と、鉛フリーはんだ実装技術―基礎からリフトオフ対策まで(JEITA 鉛フリーはんだ実装編集委員会) 中身を確かめるための斜め読みを実施した。 前者は松下電器の技術者が中心となって書いた本なので、実践的。 他の本では見かけない内容が書かれ…

手帳 Hacks! 仕事と手帳を200%拡張するLifeHacks(Workhack

Project) 自分のモチベーションを下げる手帳の使い方はしないほうがいい、というフレーズが印象に残った。 「あれもまだ、これもまだ。ああああっどうしよう」という使い方のこと。 その通りだ。 手帳 Hacks! 仕事と手帳を200%拡張するLifeHacks作者: Workh…

GWが明ける

ああ、GWが明ける。 とりあえず、今日は図書館へ行き、ビジネス書や工学書を読み、頭をお仕事モードにしてみた。 ところで、ビジネス啓蒙書を読んでいると、世の中には、IT企業と投資家とコンサルタントと営業と企画しか職種がないのかという錯覚に陥る。 モ…

PMプロジェクト・マネジメント(中嶋秀隆)

わかりやすい。 とにかく、プロジェクトマネジメントの何たるかがわかった(ような気になる)。 文章が平易で文字が大きい(だからもっとページ数を減らせるはずなのだが)。 図も的確で、理解を大きく助けてくれる。 私が読んだのは改訂2版だったが、3版も…

世界一やさしい!経営戦略のトリセツ(西村克己)

ある電器メーカーの経営企画室の若いスタッフが、経営コンサルタントの助けを得て、新たなプロジェクトを立ち上げていくサクセスストーリー に、乗せて、経営戦略やマーケティング戦略の策定方法を学べる本。 これまでは、SWOT分析を実践しようにも、本だけ…

企画力(田坂広志)

サブタイトルは「共感の物語」を伝える技術と心得。 企画書作成のノウハウではなくて、企画書の意味、企画書を構成するパーツの存在意義が見えてきました(そんな気がしてきました)。 誤字脱字、フォントサイズ、行間、そんなモノに対してどこまで注意を払…

工業英語検定

年度始めなので、さまざまな目標を設定しています。 自己研鑽についても、目標を定めているところです。 今回は英語にしました。 TOEICじゃ、聞いて読むだけで、勉強があまり面白くないので、能動的な勉強がしたくなり、英検と工業英検を選択しました。 公益…

失敗学のすすめ(畑村洋太郎)

少し前のベストセラー。 大学では、溶接工学や金属学を学んでいたので、共振で壊れた橋と、寒い冬の日に突然割れたリベット船という、本の中で取り上げられていた有名な失敗学のケースは講義で学んでいました。 そういう点では、なじみのある内容が多いと思…

成果主義とエンジニア

少し古い記事ですが・・・最新DATAで見る「エンジニアのキャリア事情」(10) ・エンジニアはチームで仕事をするから成果主義とは相性が悪い ・エンジニアを正当に評価できるのはエンジニア仲間というフレーズに、気持ちがすっきりした思いがありました。 マネ…

新年度です。異動の季節です。

入学、入社、異動・・・ 心機一転の季節です。 私も異動になりました・・・ 会社人生の棚卸しをする機会でもあります。 同じ部門に長くいたせいで背負っていた雑用の類を、全部手放せることだけが、とりあえず、今はうれしい。

整理がうまい人の習慣術(三橋志津子)

退社前に机の上をきれいにすること、 この習慣だけでも、モノにしたいと切実に思います。 朝10分早く出社して、整理を行なう、 これをできたら素敵だと思います。なかなかできないから、こういう本が売れる。 永遠の課題です。 冒頭に「完璧に整えられた環境…

朝礼のネタ

結局、英会話の話を朝礼でしました。ダイエットの話と合わせて(ここ10年で最高値の体重です) 笑いは取れましたけどね。 昨年、NHKラジオプログラムの徹底トレーニング英会話に挑戦したのですが、余りのハイレベルに息切れ。 シャドーイングが速くて追いつ…

がんばりすぎ?

私は典型的な「〜すべき」型人間です。 コンプライアンス全盛の現代、職場で私のような人間が必要になる場面も多いのですが、結局のところ、 「面倒な仕事だし、やる意味も見出せないし、自分自身のモチベーションも上がらないから、部下にそれを強いること…

うがちすぎ?

毎日、当番の人が朝礼で所感を述べています。 趣味の話やテレビの話を述べ、最後はオススメ、又は笑いで締めます。 笑いで締めるのは関西風かも知れませんが、多くの職場で実施されているのではないでしょうか。 別のはてなダイアリーで、朝礼でネタに困って…

組織の意思決定力を高める10のテクニック(宮本明美 氏)

企画を通すにあたって必要な準備、という感じでしょうか。 組織の意思決定力を高める10のテクニック

プロジェクトマネジメント入門(伊藤健太郎 氏のコラム)

プロジェクトマネジメントの手法を噛み砕いて、なすべきことを説明してくれているコラムです。 職場のQCサークル系活動のリーダーをするにあたり、数年前にリーダーをやったときは失敗したことを反省し、プロジェクトマネジメント手法を取り入れることにしま…

問題解決力」を高める思考スキル(芳地一也 氏のコラム)

「クリティカル・シンキング」の手法を使って、キャリア形成や、職場のコミュニケーションを考えてみるという連載です。 非常に短いコラム(10回分)ではありますが、身近な問題をケーススタディにしているので、わかりやすい内容でした。 問題解決力」を高…

組織の意思決定力を高める10のテクニック

日経の記事です。 なぜ,わが社の「意思決定」はうまくいかないのか | 日経 xTECH(クロステック)明日、読もうと思います。 今夜は早く寝ないと。 今日はミーティングでうとうとしてしまったので・・・

ITエンジニアのための「論理思考」がわかる本(上村有子)

タイトルどおり、ITエンジニア、SEのために特化している本なので、演習課題や、具体例に使われている用語に馴染みがなくて、頓挫しました。 ある程度「論理思考」のツールに慣れていて、かつ、SEの人には、演習課題も多いので、「ビリーズブートキャンプ」の…

問題発見プロフェッショナル(斉藤嘉則)

6章のうち、3章は具体的なツール、ケースを用いた分析手法の紹介でした。 名前だけしか知らない分析手法や、所見のグラフもあり、具体的に説明されてあったので面白かったです。 ただの数字から意味のある印象を与えるグラフを作るには、ツールに対する知識…

ロジカル・ライティング(照屋華子)

論理的にわかりやすく書くスキル、というサブタイトルの通り、わかりやすく書かれた本でした。 MECE、So What, Why So, の基本的なことから、報告書の見出し、構成に至るまで、かゆいところに手が届いています。 報告書のダメな例と改善例の比較が面白い。 …