問題発見プロフェッショナル(斉藤嘉則)

6章のうち、3章は具体的なツール、ケースを用いた分析手法の紹介でした。
名前だけしか知らない分析手法や、所見のグラフもあり、具体的に説明されてあったので面白かったです。
ただの数字から意味のある印象を与えるグラフを作るには、ツールに対する知識があれば楽だと判りました。
さらに、豊富な演習課題にがっちり取り組めば(回答はありません)、2400円の価格は安い。
ビジネスマンではない私(R&D部門所属)に、お金がらみの演習はハードだったので、今回は演習を全て飛ばしました。
もう少し、お金の話がわかるようになったら、きっとトライしてみるから。きっとね。
実験データだと平気なのにその数字の単位が円になるとフリーズする、そんな私の体質を自覚できたのも良い経験でした。
こういう社員が多いので、技術畑の人間は社長に少ないのかもしれませんね。
 

問題発見プロフェッショナル―「構想力と分析力」

問題発見プロフェッショナル―「構想力と分析力」