情報整理がうまくいく小さな27のヒント(新津隆夫)

東京とミラノを往復するジャーナリストの情報整理術である。
新聞記事のスクラップなどのヒントはざっくりと飛ばそうかと思ったが、使えるヒントもあった。
とりあえずスクラップし、しばらく寝かせてから見直す、というヒント。
あるものに興味がわくと、情報収集が無意識のうちに始まりだす。
まさにRSSリーダーのような状態で、どんどんキーワードが雑誌や新聞記事でも拾えるようになる。
そのうち情報が一定量たまりだすと、依然はわからなかった文章から引き出せる知識が変わってくる。
情報と情報をつなぐ神経経路がつながったような感覚を受ける。
スクラップするというのはキーワードを、物理的に拾うということだ。
とにかく、新聞(職場が変わり、毎日3紙に目を通し、上司宛にスクラップ(コピーだが)を取る業務がある)を眺めているだけでも、いいんだな、と安心した。
時間が足りなくて、ざっと見出しだけしか、眺められない言い訳になる。
(この前、見てたら、LISなる見出しがあったが、人に指摘されてよく見ると、記事の内容はLSIだった)